私が講師として担当している女性の受講生Nさんは友人を救うためにシナプス療法を習い始めました。
Nさんの友人は脳の手術後に意識不明になりました。手術前に友人から何かあったら頼むとNさんに託してました。
Nさんは責任感が強いのでシナプス療法を習い始めて、度々、入院先でシナプス療法をやられてますが、まだ自信がないようです。
友人の拘縮(こうしゅく)や昏睡の度合いが悪化していたようにみえてたようで、藁にもすがる思いで、私に施術してほしいと頼ってくれました。
意識が戻らなくなって4カ月目に
病室を訪れ、状況を把握し早速、私はシナプス療法をしました。
施術をすると、あくびを数回、くしゃみと口も動かしてくれました。
ご家族も驚かれてました。
その後、再度シナプス療法をしました。
ご家族、Nさんも病室にいたので、手足を簡易的なシナプスやってもらいながら、私が頭と上半身をやりました。
しばらくすると、寝たまま首と右肩を持ち上げたり、両目が開いたり、口を動かしていました。
私は意識が戻ったかと一瞬思いました。
ご家族にも沢山、触ってあげてくださいと、お伝えし、
今では、ご家族からは反応が良くなっているとお声を貰いました。
特に出るようになった症状は
口元も動かしていたり、
両方の瞼がよくピクピク痙攣のような症状が出て、自分の力で動こうとする動作が見受けられるようになったそうです。
ご家族がまめに言葉を掛けながら、沢山触れる機会を設けてくださっているようで、徐々にですが回復に向かわれてると実感しています。
引き続きこれからもご家族の方と連携をとりながら経過を見て行こうと思います。