現代は男性も女性も自律神経失調症、パニック障害の改善に当院に来院されます。
やはり女性の方が多いです。これにはホルモンの分泌システムの男女の違いが影響しています。
男性でも女性でもホルモンはありますが、男性はホルモンの分泌量がいつも比較的安定しているのに対し、女性はエストロジェンやプロジェステロンなどの性差ホルモンが周期的にアップダウンするために体が大きく変動します。
それは毎月の月経によるPMSであったり、産前のマタニティーブルーや産後うつ、閉経後の更年期症状などに顕著に現れるように、ガツーンと大きく体を変化させます。自律神経はそのときの体の状態を感じながら調節しているのでホルモンにより大きく変化した体に自律神経も影響されて乱れがちになります。
もうひとつ、自律神経のコントロールタワーは脳幹部の視床下部というところにあって、ホルモンの中枢も視床下部でありとても近いところにあるために、お互いの調子が影響しやすいということも考えられているんです。
この
自律神経失調症セルフチェックをして下記の項目のうち、3つ以上に当てはまれば当院へご相談ください
⚫️頭痛、めまい、立ちくらみ、動悸などがしばしば起こる
⚫️急に胸が苦しくなる、息苦しくなることがある
⚫️便秘、下痢、腹痛がよく起こる・続いている
⚫️手足のしびれを感じることがある
⚫️胸やけ、胃もたれなどによる食欲不振
慢性的な肩こり、腰痛がある
⚫️よく寝ているのに疲労感や倦怠感が抜けない
⚫️わけもなく憂うつな気分になり落ち込んでしまう
⚫️些細なことでイライラする、落ち着かない
⚫️悪夢や金縛りが頻繁